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製紙業界から電池業界へ。将来性を軸にしたキャリアチェンジ【キャリアのスイッチ #01】

こんにちは、トヨタバッテリーnote編集部です。
トヨタバッテリーが大切にしている価値観の一つに「多様性」という言葉があります。多様な経歴と個性を持つ一人ひとりが、自分らしさを発揮しながら、お互いを尊重して働くこと。それは、会社にとっても大きな強みだと考えています。

多様性を実現している一つの例として、トヨタバッテリーは他社と比較してもキャリア入社者が多く、皆さんが多様な経歴と個性を武器に活躍しています。

そこで、今回からキャリア入社者を紹介する新シリーズを始めます!

題して「キャリアのスイッチ」
キャリア入社者の経歴、キャリアを切り替える決意をした理由、キャリアを通じて培われたマインド、そしてトヨタバッテリーでの新たなキャリアについて深堀り
していく企画です。

第1回となる今回は、製造現場の設備改善を担当する飯村さんにインタビューしました。
ぜひ最後までご覧ください。


会社選びの軸は、技術力を高めること

プロフィール

飯村さん
大学では機械工学を専攻。大学卒業後、2018年から製紙業界で設備保全の業務を担当。2023年8月にトヨタバッテリーにキャリア入社。入社後は、製造現場の生産設備の調査・検証・改善を担当。趣味は読書で、最近はミステリー小説を読んでいる。

—— まずは自己紹介と、これまでのキャリアの経緯を教えてください。

現在、湖西ME室に所属しています。ME(マニュファクチャリングエンジニア)というと聞きなじみがない方もいるかと思いますが、主に製造現場の設備改善や、不具合が起きた際の調査・対策などを担う部署です。

トヨタバッテリーには、2023年の8月に入社しました。それまでは、約5年間、製紙業界で設備の保全や改善を担当していました。

—— 製紙業界で働かれていたんですね。前職を選ばれた理由は何だったんでしょうか?

特に業界にこだわりがあったわけではないのですが、製紙業界は歴史があり、そこで働けば技術力が培われると思いました。会社の規模よりも、技術が学べるかどうかを軸に会社選びをしていたのです。

入社後は、私の親にあたるくらいのベテランの方がマンツーマンでついてくれて、数年で一人前になるように厳しく指導してくださいました。
人数が少なかったこともあり、いろいろなことを勉強できました。「これは自分の仕事ではないんじゃないかな」という範囲も自分でやらないと回らない環境でしたね(笑)。その結果、なんでもやるという精神は鍛えられたと思います。

—— 製紙業界と電池業界では異なる分野ですが、トヨタバッテリーに転職しようと思ったきっかけは何ですか?

将来性がある業界で、新たな挑戦をしたいと考えたからです。業界も職種も勤務地も絞らずに探していたところ、たまたま転職サイトからのメッセージでトヨタバッテリーのことを知りました。

自動車の電池はこれから電動化が進む中で不可欠な存在ですし、ニュースでもよく耳にする話題でしたので、将来性があって面白そうだなと興味を持ちました。

設備改善で支えるモノづくり

—— 入社してからはどのような業務をしていますか?

入社以来、製造現場の設備改善や不具合対応を担当しています。例を一つ挙げると、製品の良品と不良品を判別する工程で課題が発生した際に、画像検査装置を導入し、効率かつ正確に判別ができるようにしたりという業務をしています。

前職では異なる製品や製造工程を扱っていたため、業務の範囲や担当の割り振りが異なる部分はあります。しかし、「製造現場の設備をより良くする」という目的は共通していますので、前職で培った技術や経験も活かすことができています。

技術力を駆使して、「生産を円滑に進めるために、今ある課題を解決する」ことが私たちMEの役割です。製造、保全、品質、調達など、生産に関わるさまざまな部署が仕事をしやすくなるように今後もサポートしていこうと考えています。

—— 仕事をする上で心がけていることは何ですか?

現場に行くことを大切にしています。製造業はどこもそうだと思いますが、やっぱり現場に行かないとわからないことが多いです。
実際に、設備の前で調査をしたり現場の人と相談したり、1日ずっと現場にいることもあるくらいです。

トヨタバッテリーで叶える、新たな挑戦

—— トヨタバッテリーの風土はどんな印象ですか?

同年代の若い人が多く、コミュニケーションが取りやすいと感じています。仕事に慣れてしまえば年齢差はあまり関係ありませんが、最初のキャッチアップは年代が近い人がいるとやりやすいのではないでしょうか。

また、勤務時間などの制度がきちんと守られている印象があります。夜間にトラブルで呼び出されることもないので安心して働くことができています。

—— 飯村さんは転職を機に湖西市に引っ越されたということですが、休みの日の過ごし方など生活面での変化はありましたか?

私はインドア派なので、実はあまり変化はありません(笑)。休みの日は読書をするなど、ゆっくり過ごすことが多いです。
ただ、会社のジムで運動はするようになりました。仕事終わりに寄ったり、家が近いので休日にも行ったりしています。そのような施設が充実しているのはトヨタバッテリーの魅力の一つだと思います。

▼社内施設の情報はこちらの記事から

—— 今後はどのようなキャリアを歩みたいか、展望を教えてください。

将来的に、九州の新工場など拠点を拡大する話が出ていますので、もし自分が力になれるのでしたら、そのようなプロジェクトにも積極的に参加したいと考えています。

それと同時に、現在の設備も維持していかなければならないので、人手不足を解消できるように育成にも力を入れる必要があると感じています。最近では、外国人雇用も増えていますし、多様な人財を受け入れ、職場全体で人を育て、全体のレベルアップをしていきたいと考えています。

—— 最後に、当社へのキャリアチェンジを考えている方へメッセージをお願いします。

トヨタバッテリーでは、他の会社で培ったスキルを存分に発揮できる場があります。新工場が毎年建設されていて、新しい工場に関われる機会が多いという点も魅力の一つです。新たなチャレンジを求めている方は、トヨタバッテリーでのキャリアをぜひ検討してみてください!



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